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海外旅行での事故・病気・ケガの実態

■年々多様化する海外旅行のスタイルに合わせ、海外旅行保険の補償やサービスも拡大しています。具体的にはどのようなものに保険金が支払われているのか、データを基に見ていきましょう。

 ※2014年度版東京海上日動株式会社発行「世界の医療と安全より」

                                                  

●保険金支払件数は年間約16万件

《増える中高年の旅行中の事故・病気》

アクティブな中高年の海外旅行が増え、世界各地へ積極的に出かけています。法務省「出入国管理統計」では、2013年度の海外旅行者における50歳以上の割合は、35.74%となっています。しかし、中高年の旅行が加速するとともに、事故や病気などのトラブルに遭う数も増加しているのが現状です。気を付けるべき点などをまとめました。

 

~旅への備え5か条~

<1>体力の過信には要注意!

  過密スケジュールの観光、寝不足、緊張から、心筋梗塞や脳卒中に倒れる高齢者が増えています。

<2>海外のユニットバスは滑りやすい!

   浴室での転倒事故が近年増えています。

<3>必要以上の現金は持ち歩かない!

   日本人高齢者は、窃盗のターゲットになりやすので気を付けましょう。

<4>「もしもの備え」に英文診断書!

   持病のある方は、現地で発病した場合に備え、海外旅行の際は英文診断書を持参しましょう。

 <5>高地の旅にはご用心!

   登山のみならず、チベットやアンデスのような標高の高い観光地でも低酸素症にかかる場合が

        ありますので気を付けましょう。

 

 

●保険支払いの大半が疾病治療費用

2013年度の東京海上日動海外旅行保険補償項目別保険金支払件数ウエイトを見ると、疾病治療が69.2%と半数以上を占めています。

 

●保険金支払いの約64%がアジア旅行

2013年度の東京海上日動海外旅行保険事故地別保険金支払件数ウエイトを見ると、アジアが64.0%と最も高く、次いで、ヨーロッパ11.0%、北米9.5%となっています。

 

●クルーズ旅行でも事故・病気・ケガへの対策を!

あこがれの旅から確実に身近になっているクルーズ。豪華客船などで世界を航行する中高年旅行者が増えていることから、クルーズで気を付けたいポイントをクローズアップしました。

 

~クルーズの備え3か条~

<1>感染症予防に、予防接種を受けましょう!
  クルーズ旅行は、長期間、船上という密室で過ごすため、感染症
にかかりやすくなります。
       旅行前に予防接種を受け、感染症のリスクから身を守りましょう。
 
<2>船上での転倒事故に気を付けましょう!
    滑りやすいデッキなどでの転倒事故が起きています。特に、パーティーへの参加時などで、
        普段履き慣れていい靴をお召しになる場合にはご注意ください
 
<3>船酔いに備え、常備薬を持参しましょう!
      船酔いの原因である「揺れ」に対処するため、昨今のクルーズ客船ではコンピューター制御
      されていますが、万が一に備えて日本から酔い止め薬を持参しておくと安心です。